大日本印刷(DNP)は5月30日、両面接着加工を施した書籍管理用UHF帯ICタグラベルを開発したと発表した。
<細型UHF帯ICタグラベル>
積層しても読み取りが可能で、大学や地方自治体の図書館向けに、2013年6月20日に発売する。
大きな特徴が書籍のページ間の奥にICタグを貼り込むため、書籍の内容を隠すことがないこと。また、簡単に貼り込むことができる。
一部の利用者がICタグを取り外して、書籍を持ち去ってしまうという問題の解消にもつながるとしている。
10万枚ロットで1枚30円。今後3年間で5億円の売上を目指す。
■仕様
型番:UL-18
適応規格:ISO/IEC18000-6 TypeC
サイズ:長さ100×幅5×厚さ0.1mm
対応周波数:920MHz帯、950MHz帯
通信距離:約8m(4W-EIRP)
DNP/軽量かつ長時間保冷可能な「DNP多機能断熱ボックス」を発売