トヨタ紡織は5月19日、ラオスで自動車用シートカバーの生産を開始したと発表した。
＜生産を開始したトヨタ紡織ラオス＞
生産を開始したのは、タイのシート生産を補完するサテライト工場としてラオスに新設した「トヨタ紡織ラオス」で、シートカバーをタイの拠点へ供給する。
トヨタ紡織グループは、重要な市場であるアジア・オセアニア地域で最適な生産・物流体制を構築する、としている。
■トヨタ紡織ラオスの概要
会社名：TOYOTA BOSHOKU LAO CO., LTD.
所在地：ラオス人民民主共和国 サワンナケート県
設立：2013年4月
資本金：約560万ドル（約5億円）
株主構成：トヨタ紡織アジア90％、TOYOTA TSUSHO ASIA PACIFIC7％、豊田通商3％
生産品目：自動車用シートカバーなどの内装部品
生産能力：20万台/年
生産開始：2014年4月
敷地面積：約8万㎡
建屋面積：約7000㎡
投資額：約560万ドル（約5億円）
従業員数：約180名（生産開始時）
