川崎汽船は6月23日、高齢船の代替として2017年度納期で約7500台積み次世代大型自動車専用船2隻の造船契約を結んだと発表した。
船隊整備計画の一環として既に発注を決めている2015年~2016年度竣工予定の次世代大型自動車専用船8隻に続くもの。
発注先は新来島どっくとなり、同社への同型船発注は計6隻で、川崎汽船の次世代大型自動車専用船は10隻体制となる。
積載能力向上と低燃費化による環境負荷低減を実現する次世代船の投入により、大きな柱である完成車の輸送に加え、第二の柱と据える重建機類・鉄道車両等のRORO貨物の輸送を強化し、顧客のニーズに応えると共に競争力向上を図るとしている。
国交省/中・長距離フェリー、RORO船、内航コンテナ船の積載率動向(2024年4~6月)