キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は8月20日、三井倉庫ホールディングスの貿易EDIシステムを構築したと発表した。
キヤノンITSは貿易EDIソリューション「DEX Trade Gateway for NACCS」と「輸出入許可通知管理システム」を連携させるシステムを構築。税関で承認された輸出入許可等通知情報をNACCSよりリアルタイムに取得し、確認することが可能となった。
効果として、輸出入許可通知書の検索や閲覧については、システム導入前と比較し業務量を20%削減でき、輸出入に関する情報の流れもリアルタイムに把握することが可能になった。
また、帳票システム連携による誤記の防止、eメール連携による誤配信リスク低減などコンプライアンス強化にも貢献することができた。
キヤノンITSはこの導入事例をもとに、物流業、製造業、商社などを中心に、貿易EDIのトータルソリューションを提案し、通関業務の効率化による生産性向上のみならずリアルタイムな情報把握による迅速な経営判断、営業戦略強化をトータルにサポートしていくとしている。
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