佐川林業は11月2日、5月26日・27日に開催された「G7 伊勢志摩サミット」でのカーボン・オフセットの取り組みに協力し、計200トン分のJ-クレジットを提供したと発表した。
「G7 伊勢志摩サミット」では、J-クレジット制度を運営する経済産業省、環境省、農林水産省、外務省が連携し、官民によるカーボン・オフセットが実施された。
サミット開催に伴って発生した温室効果ガス排出量(最終排出量:計2万6050トン)に対し、協力法人・自治体と政府が保有するクレジットを拠出し、オフセット(埋め合わせ)することにより、CO2ゼロのサミットを目指すもの。
企業や自治体の協力によりG7サミットのカーボン・オフセットが実施されるのは、今回の伊勢志摩サミットが初となる。
佐川林業ではこの取り組みに賛同し、自社保有林で創出した200トン分のクレジットを提供した。
同社は、2011年に高知県と徳島県で管理する森林(さがわの森)を温室効果ガス吸収源としてクレジット約5600トンを取得し、SGホールディングスグループの環境貢献に活用してきた。
クレジット提供は、活動を更に推進するため、日本の地球温暖化対策とそれを国際的にアピールするという政府の呼びかけに、積極的に協力している。
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