物流最前線/ここまできた、巨大先進物流施設の全貌:ESR

2017年10月06日 
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働く人に快適な環境を提供

<エントランス入口付近にある展示室>
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<展示室の解説板>
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<展示されている土器類>
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ESR藤井寺DCの大きな特徴がアメニティ施設の充実だ。託児所、無線LANや大型テレビを導入したラウンジ、ショップなどは、ここが倉庫だとは思えないほどしゃれたデザインを駆使し、優雅なスペースを醸し出している。

エントランスに驚く。いきなり、この地から出土した古墳時代の遺物の一部破片を使用し、復元した土器などを展示したコーナーが現れるからだ。

床下には、当時の古墳時代の大型建物を復元したジオラマもガラス越しに見学できるようにしている。この地は、津堂遺跡と呼ばれ、旧石器時代から文化が栄えた地で、雄略陵古墳などの古墳群も周辺に点在する歴史的文化財の豊富な場所である。

建築に先立つ発掘調査で遺構や遺物が多く出土したことから、歴史的文化財を継承することを目的に、藤井寺市と協力の下、津堂遺跡についての紹介と大型建物の復元模型を展示するスペースを設けることになったものだ。エントランスの入口部分の一画のみ、予約制で一般人でも見学できるようにしている。

<ラウンジ全景>
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<ラウンジからの風景>
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<松原JCTが眼下に>
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<L字型のラウンジ>
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<託児所入口付近>
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<託児所内>
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<託児所内トイレ>
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<滑り台に続く階段>
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5階には、従業員のための休憩場所として木目を基調としたラウンジが設けられている。

津堂遺跡の跡地という歴史的背景から大地の記憶を残す「地層」や古墳群がつくる「地形」にインスパイアされたのとのこと。

天井はさまざまな配管がむき出しのままの今風のデザインだ。収容人員は200名。大型モニターTVや、無料Wi-Fi、ショップを備えたラウンジがまるでスポーツバーのごとくデザインされている。

窓からは遠くの山並みまでさえぎることのない視界が開けている。ある団体が毎年行っている花火大会ではここが特等席となるという。このスペースに接して、喫煙ルームや会議室、トイレなどを備えている。

そして1階には40名収容可能な託児所を設けている。子どもたちが野山を駆け巡るように、立体的に動き回れるスペースを用意している。外壁には天然木材を使用し、外には緑が広がる広場を設けたレイアウトとしている。

「内覧会などで見学された方は一様に驚かれますね。人手不足、少子高齢化の今、従業員獲得にはこのような施設は必要であると考えています。今は従業員のお子さんが対象です。職場と同じ施設内に託児所があるので安心してお子様を預けられ、ランチタイムにお子様の様子を見ることもできます。エントランスやラウンジ等を含め、いずれも働く人々の快適性を考えて開発したものです」と井上ディレクターは話す。

5階のラウンジと1階の託児所のデザインは、一級建築士事務所タカトタマガミデザインによるものだ。彼らは、南港DCのエントランス・ラウンジ・託児所も手掛けた。

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