日野自動車は6月7日、ドライバー不足および積載率の低下等、課題に直面する物流業界の顧客のニーズに応えるために、新しい物流のかたちを提案する新会社「NEXT Logistics Japan」を6月1日に設立したと発表した。
新会社では、新しい物流のかたちを確立するため、ドライバー・車両・荷物情報の3つの情報を高度に活用した安心・安全な物流環境及び高積載率の実現、隊列走行・ロードトレインによる高効率大量輸送の実現等の実証実験を開始する。
将来的には自動運転やより高度な環境技術の実用化を見据えた実証実験を通じて、顧客と社会に更なる価値を提供していくとしている。
これまで商用車メーカーとして、顧客に最高の価値を提供していくためのトラック・バス、およびトータルサポートの提供に努めてきた。物流に携わる人々と共に業界の課題解決の一助となる取組みを推進するとしている。
■新会社の概要
社名:NEXT Logistics Japan
所在地:東京都新宿区1-26-2 新宿野村ビル
資本金:4000万円(日野自動車100%)
設立:2018年6月1日
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