ゼロは11月12日、CKD事業の活動拠点として、栃木県足利市に「足利パーツロジスティクスセンター(メープルツリー足利ロジスティクスセンター2内)」を開設し、11月9日に開所したと発表した。
<メープルツリー足利ロジスティクスセンター2>
<倉庫内>
<バース内(東側)>
<事務所(南西側)>
拠点を活用してSUBARUとタンチョングループとのタイでの合弁会社、TanChong Subaru Automotive(Thailand)へのCKD部品の供給を行う。
この事業はゼログループとタンチョングループとの業務資本提携での象徴的な事業であり、日本でのCKD部品の梱包・輸出事業から、タイでの現地部品のミルクラン、CKD部品および現地部品の倉庫管理・生産ライン供給、完成車ヤード管理、納車前整備、販売会社までの車両輸送といった自動車業界に前例のない一貫物流体制を構築していく。
<開所式>
11月12日の開所式には、SUBARUをはじめタンチョングループ、商船三井、商船三井ロジスティクス、親和パッケージなど多数の来賓を迎え、ゼログループより北村社長をはじめとする各役員が列席した。
なお、CKDとはコンプリート・ノックダウン(Complete Knock Down)の略で、自動車を構成するすべての部品を海外に送り、現地で自動車として完成車にする製造技法のこと。
■概要
建物名:メープルツリー足利ロジスティクスセンター2
所在地:栃木県足利市名草下町1-3-1
ゼロ契約面積
倉庫部分:8169.14m2
事務所部分:200.67m2
合計:8369.81m2
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