アマゾンは7月20日、川崎市の等々力スタジアム開かれたJリーグ・川崎フロンターレの「2019ファン感謝デー」で、物流拠点やAmazon Roboticsの仕事を体験出来る学習車両「Mobile FC(仮称)」を、川崎市の福田紀彦市長と夏休み中の親子に披露した。
<Mobile FC>
Mobile FCは、全長8.5mの8トントラックの荷台ウイングが開くと、児童たちがフルフィルメントセンター(FC)とAmazon Roboticsの仕事を体験出来るさまざまな設備が登場する仕組み。
具体的には、Amazon Roboticsを導入しているFCで行われている商品の棚出しや、梱包作業の体験、自走式商品棚の原寸大模型などに直接触れることが可能。
また、2020年から小学校でプログラミング教育が全面実施されることに先駆けて、STEM教育(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、Mathematics:数学)の一環として、Amazon Roboticsの操作をプログラミング体験できるワークショップを実施する。
Mobile FCの正式名称は、FC近隣の小学校の児童たちから募集し、今秋に発表する予定だ。
アマゾンジャパンFC事業部の 島谷恒平総括本部長は、「移動式のFCには、アマゾンユーザーのためにあるイノベーションやテクノロジーを直接に体験できる装置が搭載されている。私たちの地域の若者を応援するためのプログラムや、働きやすい職場環境、安全を最優先する姿勢などを、より多くの人に体験して欲しい」とコメントした。
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