ZMPは4月10日、物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)や無人フォークリフトCarriRo Forkの導入検討に際して、運用の提案から最適台数並びに費用対効果の計算まで全てサポート可能な、在宅向けWEB相談サービスを開始すると発表した。
導入検討を進めるうえで必要な運用の提案から、最適台数並びに費用対効果の計算までの一連の流れをWEB経由で提供するサービスを開始するもの。
サービスの流れとしては、「サービス提供にあたって必要となる情報」を事前に提供し、WEB会議の中で「サービス提供の中で提案する内容」を提示する。
「サービス提供にあたって必要となる情報」は、「現場レイアウト図面及び想定走行ルート」「現行の搬送物量及び用いられている台車の種類」「業務稼働時間」。
「サービス提供の中で提案する内容」は、「最適走行ルート及び運用方法」「最適機体モデル及びアタッチメントの種類」「最適導入台数」「導入時の費用対効果」。
なお、現在、新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、これまで倉庫や工場で作業をされていた人々が外出自粛により自宅にて待機せざるを得ない状況が続いている。
一方、巣ごもり消費などにより、生活必需品を中心に物量は増えており、倉庫や工場などの現場では急速な人手不足が進展している。さらに、現場では屋内環境のため、人が密集することによる感染症の拡大懸念も増えており、その解決のソリューションとして、多くの顧客より倉庫や工場内の搬送の自動化・無人化に関する問い合わせが大変増えていることから、このサービスを開始することになったもの。
ハクオウロボ/自動フォークリフト製品化へ日本ロジテムと実証実験