関通は10月8日、大規模物流センターを対象にした生産性向上サービス「WGP(Warehouse Goal Project)」の提供を開始したと発表した。
WGPは、1650m2・20名以上の大規模物流センターを有する企業を対象にしたサービス。関通が培った物流ノウハウを元に、物流現場の分析とその分析結果を元にした物流現場の構築やシステム、ロボット、マテハンなどの導入をトータルで支援し、顧客の生産性向上に寄与する。すでに成約した企業がおり、引き合いも進んでいるという。
WGPは、4950m2の物流センターでインナーウェアの取り扱いを手がける企業の声をもとに開発したもの。同社では、80人以上の人員がいても残業が絶えず、生産性の向上や出荷精度に問題を抱えていたが、関通の物流改善ノウハウに加え、自社開発した「WMS THOMAS」に仕分けシステム「GAS」、自動梱包機「PaLs」などのさまざまな物流ITソリューションを連携し、生産性の向上と出荷ミスの低減に成功している。
■WGPサービスページ
https://www.kantsu.com/service/wgp/
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