海上コンテナ輸送量/アジア発米国向けが単月過去最多

2021年01月12日 

デカルト・データマインは1月12日、アジア発米国向け(往航)12月分と、米国発アジア向け(復航)11月分の海上コンテナ輸送量 (TEU)実績データを発表した。

海上コンテナ輸送量実績

それによると、12月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は日本発を除いて全てが増加し、167万TEU(前年比27.9%増)と単月で過去最多となった。2020年通期では1715万TEU(4.5%増)だった。

輸送量の国別順位は、1位の中国発(シェア61%)が34.1%増で7か月連続のプラスとなったほか、2位の韓国発(シェア11.1%)は37.8%増、3位のベトナム発(シェア7.3%)は16.2%増に。以下、4位は台湾発(シェア4.3%)で1.3%増、5位はシンガポール発(シェア4.2%)で23%増、6位はインド発(シェア3.1%)で40.5%増、7位は香港発(シェア2.8%)で11.5%増となり、日本発(シェア2.2%)は8位で3.3%減だった。

2020年通期のアジア発の主要品目(HS2桁)の動きは、1位の家具類 (HS94)が中国発5.4%減に対して、ベトナムなどアジア7か国・地域発が31%増とコロナ禍の中でコンテナ数量の伸び率に大きな差が見られた。2位の機械類(HS84)も中国4.4%増に対してアジア13%増とアジア発が中国発の伸びを上回ったが、3位の電子電機(HS85)は7.7%増に対して5.5%増、4位のプラスチック(HS39)も9%増に対して9.1%増と同レベルの伸びに。また、5位の鉄鋼製品(HS73)は1.4%増に対して10.5%減、6位の自動車関連(HS87)は1.4%増に対して8.3%減と、アジアがマイナスとなった。

海上コンテナ輸送量実績

米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース ) 11月分は、52万6000TEU(12.9%増)となった。1位の中国向けは10月にそれまでの5か月連続二桁増から1%減となったが、11月は26.9%増と再びプラスに転じた。2位以下も台湾と韓国向け以外はプラスだった。

中国向け(シェア33%)主要品目の11月分の動きは、1位のパルプ・古紙(HS47)のみ23%減となるも、2位以下の木材(HS44)、プラスチック(HS39)がそれぞれ45.2%と53.9%の増加に。米国側が期待する農産物も牧草/豆類(HS12)、肉類(HS02)、綿類(HS52)、調整飼料(HS23)がそれぞれ70.4%、453.1%、123.5%、24.7%と急増し、自動車関連(HS87)も25.4%増となり上位10品目合計は36.3%増となった。

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