東京都住宅供給公社(JKK東京)東京は4月15日、「高齢者向け『見守りサービス』の提供事業者を決定したと発表した。
JKK東京は、高齢者世帯の増加に伴い、高齢者向けに安心な住環境を提供するため、センサー等の機器による見守りサービスを提供する事業者を昨秋募集。このほど、事業者2社を決定したもの。サービス提供事業者はヤマト運輸と東京ガスの2社が選ばれた。
今後、5月から実証実験に着手し、同年12月頃に利用料金を確定したうえでサービスを開始する予定。
ヤマト運輸は通信機能を備えたLED電球による見守り、東京ガスはトイレ等のドアに設置する開け閉め確認センサーによる見守りにより、実証実験を行う。
事業の概要は公社住宅に住んでおり、希望する世帯を対象として、居室内での万一の事態に備え、センサー等の機器を活用した見守りサービスを提供する。
サービスの提供を開始する前に、公社の賃貸住宅において実証実験を行い、課題の有無及び改善の必要性等を検証する。
実証実験終了後、サービスの提供(有償)を開始するというもの。
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