SBSホールディングスが5月12日に発表した2021年12月期第1四半期決算によると、売上高930億200万円(前年同期比35.2%増)、営業利益47億3700万円(6.7%減)、経常利益47億300万円(7.1%減)、親会社に帰属する四半期純利益22億2000万円(27.7%減)となった。
物流事業の売上高は906億3200万円(52.7%増)、営業利益は42億9900万円(208.8%増)だった。
SBS東芝ロジスティクスの連結子会社化に加え、前年同期にコロナ禍の影響で大きく落ち込んだ企業間物流の回復や、即日配送事業によるEC需要の取り込み、生活物流・ネットスーパー等の分野での需要拡大などが業績の拡大に寄与した。
不動産事業の売上高は5億2800万円(93.2%減)、営業利益は3億800万円(91.5%減)。期内に予定していた南港物流センターの信託受益権の譲渡による流動化がコロナ禍の影響で実施できなかったため、長津田物流センターの信託受益権を譲渡した前年同期と比較して収益が減少した。
通期は、売上高3800億円(47.7%増)、営業利益150億円(36.8%増)、経常利益148億円(36.0%増)、親会社に帰属する当期純利益84億円(23.0%増)を見込んでいる。
トランスシティ 決算/4~6月の売上高4.1%減、営業利益6.0%増