ジーエルアールインベストメント(GLR)は8月10日、広島市安佐南区で地上4階建て延床面積5万3600m2のマルチテナント型物流施設「CBRE GI 広島」を竣工したと発表した。
「CBRE GI 広島」は、広島西風新都特定目的会社がCBREグローバルインベスターズの運用するファンドであるCBRE Asia Value Partners IVの出資を受け、2019年10月31日付で開発用地を取得し、同年にGLRが物流施設の開発プロジェクトからリーシング、及び竣工後の運営までを担うアセットマネジメント業務を受託して推進してきた物流施設。
広島市安佐南区の職住一体型ニュータウン「西風新都セントラルシティ」の産業用地内に所在しており、周辺には物流会社の拠点が多数立地。用途地域は工業地域でありながらも人員確保のしやすい環境となっている。
また、広島自動車道「広島西風新都IC」から4.5km、山陽自動車道「五日市IC」から5.3kmの位置にあり、広島中心部まで25分でアクセス可能。広島市内への配送拠点として、また、関西圏と九州圏の中継施設としても注目されている。
テナント区画は最大6区画に分割可能で、最小約7400m2から利用可能。敷地内には、自動車通勤が多いエリアであることを考慮し、181台の駐車場を整備したほか、ドライバー専用休憩所や利用者向けの休憩室等も完備している。
■「CBRE GI広島」概要
建設地:広島市安佐南区伴南2-5-8
交通:広島自動車道「広島西風新都IC」4.5km、山陽自動車道「五日市IC」5.3km
敷地面積:3万6397.43m2
延床面積:5万3598.63m2
構造:鉄骨造 地上4階建て
天井高:5.5m
着工:2020年5月1日
竣工:2021年7月30日
CBRE IM/千葉県市川市と船橋市で計4.5万m2の物流施設開発用地取得