ヤマト運輸は4月18日、国際宅急便とUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー(WWX)について、一部地域で取扱いの一時停止や配達遅延が発生していると発表した。
中国では、現地で荷扱いを委託しているユナイテッドパーセルサービス(UPS)が、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、当局から公布された感染症対策・管理措置に準じて業務を行うため、深圳地区で3月14日から、東莞地区で同15日から、集荷と配達を停止。上海と浙江省、江蘇省では、4月5日から配達のみを停止している。
また、日本から深圳宝安国際空港を経由してアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア地域へ配達される荷物については、新型コロナウイルス感染拡大の影響や、ロシアと周辺国の情勢悪化によってフライトキャンセルが発生しているため、配達に遅延が発生している。
そのほか、日本からウクライナ、ロシア連邦、ベラルーシ共和国宛ての荷物についても、情勢悪化を理由に荷受けを一時停止している。
ヤマト運輸は、これらの影響について、現時点で解消の時期を未定としている。
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