ヤクルトは10月17日、国内で販売中の清涼飲料(一部商品を除く)について、価格を改定すると発表した。
同社はこれまで、現在の価格を維持するため、コスト増を吸収するべく、生産の合理化やオペレーションの効率化等のさまざまな対策を講じてきた。しかしながら、昨今の原材料費の上昇に加え、社会情勢に起因する物流費・燃料費等の急激な高騰は、企業努力だけで吸収できる範囲を超えるものであり、商品価格の見直しをせざるを得ない状況になった、としている。
商品価格の改定率は、メーカー希望小売価格(税別)を+5%〜10%、改定日は、2022年11月1日から。
今後も企業努力によるコスト削減を継続しつつ、顧客に「安全・安心」で高品質な商品を提供できるよう努めていくとしている。
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