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汗のかけるプラットフォーマー登場
物流業界の「真のサードパーティー」になる

2022年12月08日/物流最前線

PR記事

20221207 icatch - 物流最前線/ロジテック トップインタビュー

「物流関連のマッチングができるプラットフォーマーには、場を提供するだけで実作業に関与しない企業が多い。そのなかで、我々は物流会社と同じだけの責任を感じ、緊張感を共有できる 『汗のかけるプラットフォーマー』です」。そう語るのは、総合人材サービスを提供するキャムコムグループ(旧綜合キャリアグループ)で庫内作業のアウトソーシング事業を手がけるロジテックの川村 将臣 代表だ。同事業で千数百社もの取引実績を持つ同社が、このたび新たに物流のマッチングプラットフォーム「ロジパレ」を立ち上げた。「ロジパレ」では業務をマッチングするだけでなく、ロジテック自らが介入し、不足する人材等のリソースを企業に提供する。同社は人手不足に苦しむ物流業界を救う「真のサードパーティー」となり得るのか。川村代表に「ロジパレ」開始の狙いや今後の展開、人材派遣をルーツに持つ 立場から見た物流業界について語ってもらった。
取材:11月11日 於:キャムコムグループ本社(世界貿易センタービルディング南館)

<川村 将臣 代表>
ph2 - 物流最前線/ロジテック トップインタビュー

人材派遣から物流アウトソーシングへ

――  御社は2021年4月に設立された会社だと伺っています。設立の経緯や事業の内容は。

川村  私どもキャムコムグループ(2022年12月1日に旧綜合キャリアグループから名称を変更)では、いわゆる総合人材サービスを提供しています。もともとは製造業の請負などからスタートし、現在では 人材に関わる事業を派遣に限らず包括的に展開しています。その中で2010年から短期単発の契約を主とした人材派遣の領域で事業を展開していこうということで、バイトレという法人を私が立ち上げました。

当時は、短期単発に限定していましたので、例えばイベントスタッフや、チケットのもぎり、ティッシュ配りなど、さまざまな仕事を請け負っていたのですが、偶然、物流倉庫へ営業に伺った際にECが伸びており、繁閑の波動と波の高さからも短期単発の派遣の需要が非常に高かったため、それ以降は物流業界が一番の取引先になっています。現在はバイトレの顧客のうち8割が物流関連の企業で構成されている状態で、千数百社とお取引をさせて頂いています。

これだけ多くのクライアント企業さんとお付き合いをさせて頂きながら派遣業を営んでいるのですが、実際に現場で作業をされるのはスタッフの皆さんです。そのため、派遣先の数が増えても派遣会社には現場作業の知見や技術が溜まりづらいという特徴があります。私たちができるのは企業からのオーダーに対して人材を割り当てることだけですから、マッチングのノウハウは獲得できても作業的な知見や技術が蓄えられません。このままではいけないと数年前からさまざまな検討を重ねた結果、であるならばもう一歩踏み込んだ取り組みをしようということになりました。

――  踏み込んだ取り組みとは。

川村  派遣会社が踏み込む時というのは業務請負をやるというケースが多いのですが、単に派遣先のスペースをお借りして業務を請け負うだけではなく、もう一歩踏み込んで倉庫自体を自分達で持つ所からやりたいと考えました。箱を持った状態で人材を提供できるという立ち位置のサードパーティーのプレーヤーであれば、人材派遣業界の中でも少し違う色が出せるのではないかと。この取り組みが事業として成立する目処が立ったのが2021年の4月でした。そこでバイトレから庫内作業のアウトソーシングを独立させて立ち上げた法人が現在のロジテックです。

――  人材派遣業の他社と比較して、御社の強みはどこにあると思いますか。

川村  一般的に派遣会社は長期契約の案件を好みます。なぜ短期契約が好まれないかというと、マッチングの件数が膨大な量になるからです。物流の現場だと年末にかけてピークがやってきますよね。そこで業務の波動に応じて、明日は10人欲しいけど明後日はいらないだとか、急に荷物が入ってくるから人手が欲しいといったことが起きるのですが、これらの要望全てに応えるとなると、通常であれば作業人員をマッチングするメンバーが家に帰れないような事態に陥ってしまいます。そこで、当社では人材のマッチングを自動で行う仕組みを自社で開発・導入しており、これによって他社ではできないマッチングのスピードと件数に対応することができています。ここが他社と比べた際の最大の強みですね。

――  自動マッチングはどのような仕組みで需給を紐づけているのですか。

川村  働く側も雇う側も、ある程度の傾向があります。働く側が分かりやすいと思いますが、例えば一般的に人を選ぶ時のポイントというのは経歴書や履歴書に書いてある情報であったり、資格の部分を見て、この人はこの業務にマッチングしそうだと判断するのですが、短期契約の場合は極端な例かもしれませんが、遅刻や早退、欠勤の有無と、その現場や業態での経験があるかどうかに着目するだけでも正確なマッチングができると考えています。あとは、仕事を紹介するタイミングが急になればなるほど、もう予定が埋まっている場合が多いので、事前にフォーキャストを顧客企業 から聞いておき、できるだけ早くスタッフさんに情報を流すということさえできれば、AIなどの難しい技術を使わなくともマッチングが可能です。ただ、派遣先から情報を聞くとは言っても、例えばその荷物がいつ入ってくるかは分かりませんし、ここをどう先読みするかというのも技術のうちだと思っています。発注を受けてから探すのでは成り立たないモデルですね。それがスピーディーにマッチングできる理由になっています。

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