商船三井は7月24日、車いすラグビーチーム「AXE」の選手とスタッフを招き7月18日に「車いすラグビー体験会」を社内開催したと発表した。
「AXE」は商船三井社員の倉橋香衣が選手として所属するチームであり、体験会へはチームメンバーとの初めての直接交流機会とあって同社グループ従業員約50名が集合した。
当日は車いすラグビー連盟の協力のもと提供された本物の競技用車いすに乗った状態で選手からのタックルを体験したほか、複数の参加者が選手一人を追いかけて動きを止める鬼ごっこスタイルのゲームを通じて車いすラグビーの魅力を体感した。
また体験会の後は選手やスタッフを囲む交流会も開催し、競技や日常生活の話を通じて車いすラグビーという競技のみならず、パラアスリートの生活への理解を深めることができた。
車いすラグビーは「障がいの程度が異なる選手が同じコートに立ち、それぞれの役割で発揮される個人個人の力が組み合わせることでチーム力を向上させるスポーツ」であるとされ、まさにダイバーシティを体現した競技。
体験会は車いすラグビーの魅力、そしてダイバーシティとチームの力をグループ従業員が再認識する機会となった。
同社は今後も車いすラグビー競技のさらなる発展の一助となると共に、同社グループに集う世界中の多様な従業員一人ひとりが自らの能力を発揮し、働き甲斐をもって新たな価値を生み出すことができる環境作りを通じてグループの力としていく。