日本郵船は7月16日、横浜市で7月12日と13日に開催された「うみ博2025」に出展し、自動車専用船の船内見学会や現役の航海士と機関士によるステージプログラムなどのさまざまなイベントで海運の魅力を紹介したと発表した。
<自動車専用船「PLEIADES LEADER」と客船「飛鳥Ⅲ」>
当日は自動車専用船の「PLEIADES LEADER(プレアデス リーダー)」が普段着岸することのない横浜港大さん橋国際客船ターミナルに着岸し、同社グループの新造客船「飛鳥Ⅲ」と並んだ。
<6000台以上の自動車を積載可能な「PLEIADES LEADER」の外観>
<自動車専用船「PLEIADES LEADER」船内見学会の様子(船橋)>
自動車専用船の船内見学会には約1500名が訪れ、立体駐車場のような構造になっている広大な車両甲板で電動カートによる積み付け作業体験や小型エンジンの分解体験などを行ったほか、船の操縦を行う船橋(ブリッジ)では船長や航海士がレーダーやコンパスなどの航海計器や海図の読み方について解説した。
<ステージプログラム「現役の航海士と機関士が教えます!船乗りのお仕事」の様子>
ステージプログラム「現役の航海士と機関士が教えます!船乗りのお仕事」では、同社の航海士・機関士が船上での生活や仕事の内容を説明し、知られざる船乗りの魅力を紹介した。他にも、大型船の港への出入りや安全な離着岸をサポートするタグボート「颯」の内部を見学する乗船体験会や、現役の航海士のアドバイスを受けながら操船シミュレータで船を操縦する体験など、多くの人々に海運の魅力を発信した。
アサヒロジスティクス/冷凍庫に自動倉庫導入「花見台共配センター」竣工