ラピュタロボティクスは11月7日、「Rise UP」の千葉物流拠点に、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が採用されることが決まったと発表した。
Rise UPの物流センターでは、主にコンタクトレンズの通販や卸を手掛けている。常に4万SKUもの品目とロットを保持している。生産性と効率性の向上を目的に既に、15台のラピュタPA-AMR導入を行っている。既存のカートピッキングも稼働させながら、ラピュタPA-AMRと人との協働作業で高いサービスを維持してきた。
このほど、さらなる物流改革に着手するため、倉庫内作業の業務標準化と極めて高い生産性を一挙に実現することで、より安定的な事業継続を実現するため、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用が決定したもの。
「ラピュタASRS」採用のポイントは、まずは高い生産性の実現だ。1時間あたり最大2000行(オーダー)の処理をラピュタASRSで行い、大幅な生産性向上を実現する。 1時間あたり400ビン(箱やコンテナ)の処理を行うピッキングステーションを5つラピュタASRSに実装することで実現できるスペックとなる。
もう一つのポイントが、初のラピュタPA-AMRとラピュタASRSの同時運用だ。既に導入済みのラピュタPA-AMRと今回採用予定のラピュタASRSの組み合わせ活用により、より高い作業効率を目指すことになる。