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SMFL/戦略子会社が船舶の定期用船事業へ参入

2024年12月16日/3PL・物流企業

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三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、戦略子会社SMFL みらいパートナーズが船舶の定期用船事業へ参入し、第一号案件として、三菱商事と日本郵船が出資する、LNG(液化天然ガス)二元燃料エンジンを搭載した燃費効率の高いLNG運搬船を保有するSPC(特別目的会社)2社の株式の一部を、規制当局からの許認可の取得等を条件として、三菱商事から取得する契約を締結したと発表した。

<LNG運搬船>
20241216msfl - SMFL/戦略子会社が船舶の定期用船事業へ参入

SMFL みらいパートナーズは、脱炭素化社会へのトランジションに必要なLNG運搬船、LPG(液化石油ガス)運搬船、洋上風力発電の支援船、水素・アンモニアなどの次世代エネルギー運搬船、CCS(二酸化炭素回収・貯留)事業などで利用する液化CO2運搬船など、脱炭素化社会の実現に貢献する船舶を対象に、定期用船事業に取り組む予定だ。

SMFLは、ポセイドン原則に参画する世界唯一のリース会社として、船舶向けサステナビリティ・リンク・リースの提供や環境配慮型船舶のリース事業会社への出資などにより、海運業界での脱炭素化への取り組みを積極的に支援してきた。今後はかかる支援に加えて、SMFL みらいパートナーズでの定期用船事業を通じて、海運業界の脱炭素化に自ら事業者として取り組み、同業界の持続可能な成長・発展に貢献していくとしている。

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