川崎汽船は7月25日、世界海洋デー(6月8日)に合わせ、国内外のグループ会社社員有志らが世界各地で一斉清掃活動を行ったと公表した。
川崎汽船グループでは、気候変動問題と並び、海洋を中心とした生物多様性保全への取り組みを重要視しており、2023年度からこの活動を継続。
今回は、世界海洋デー前後の5月下旬から7月上旬にかけ、計17社から延べ600人超の社員やその家族が参加した。
海洋汚染を防ぐためには、プラスチックごみを陸から海に流出させないことが大事になる。
海岸をはじめ、オフィス・事業所の周辺、河川などで陸上ごみを収集したところ、その量は約1万700リットルに上り、参加者数、収集量ともに過去最高となった。
今年度からは、活動参加者数に応じた環境保全活動への寄付も予定しているという。