荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営するecboは3月17日、京都駅で観光客の手荷物預かりと当日配送をするサービスを提供すると発表した。京都市観光協会の公募に採択されたもので、昨年秋の観光シーズンに続き、今春も行う臨時のサービス。
<実施イメージ。2024年3月、京都駅でecboが運営した手荷物預かり所>
京都市を訪れる観光客は年間約5000万人おり、玄関口となる京都駅は、コインロッカーが早々に満杯になり、手荷物を持ち歩きながら移動しなければならないケースが発生する。
スーツケースを持ったまま観光客がバスに乗り、市民の通勤・通学・通院など日常生活に影響するなど、「オーバーツーリズムの防止」と「手ぶら観光」が求められていた。
利用するには、エクボクロークのアプリまたはWebサイトから事前予約する。当日配送の対象エリアは、京都市(左京区、右京区、北区の北部山間エリア除く)、大阪市全域の宿泊施設。
手荷物だけでなく、コインロッカーに入らないベビーカーや楽器、スポーツ用品、折りたたみ自転車なども預かる。
■サービス概要
実施期間:3月20日(祝)、21日(金)、22日(土)、23日(日)、30日(土)、31日(日)
営業時間:期間中9:00~20:00(当日配送の最終受付は14:00)
利用料金:一時預かりは手荷物1点につき一律1日1000円(事前予約の場合は800円)、当日配送は手荷物1点につき一律1500円(事前予約の場合は1400円)
受付場所:京都駅ビル駅前広場(ホテルグランヴィア京都前)
セイノーHD/「大阪・関西万博」で荷物の一時預かり・配送サービスを提供