SGムービングとエコモーションは3月17日、循環型社会の実現に向け、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
<エコモーション 中野 亮太 代表取締役(左)、SGムービング 角本 高章 社長(右)>
循環型社会の実現には、廃棄物を資源として再利用するが、物流や施設、法律による規制など様々な課題がある。そこで両社は、動脈物流と静脈物流の領域でそれぞれが持つリソースやノウハウをシェアすることで、課題解決につなげていくことができるという理念の下、新たな協業体制を構築することとなった。
動静脈連携の物流サービスにより資源の循環および社会課題の解決を図るほか、顧客の利便性向上のため、相互の経営資源の活用による持続的な循環型社会の実現に向けたビジネスモデルを構築する。
具体的には、「ネットワークの相互活用による物流インフラやノウハウの活用」「資源化率向上に向けたサービス開発・実施・運用」「イノベーション推進、健全で持続可能な循環型社会の実現」といった協業を行う。
なお今後の展開として、人材交流を通した共同提案営業等による動静脈連携・事業拡大を図るほか、両社のリソースと強みを連携、物流インフラと資源促進の知識共有によるリユース・リサイクルの推進を進めていくという。
SGムービングおよびエコモーションでは今後も持続可能な循環型社会の実現に向け、オープンな環境でさまざまな社会課題を解決できるよう、積極的に取り組んでいくとしている。