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商船三井/米国Captura社とDOC由来のCO2除去クレジットを購買契約

2025年03月26日/IT・機器

商船三井は3月24日、海洋からCO2を直接回収する技術を開発するCaptura(本社米国)と、Direct Ocean Capture(DOC)で創出されるCO2除去クレジットの購買契約とDOC事業の開発を目的としたパートナーシップに関する覚書を締結した。

<Captura社のDOCプラント前で、Steve Oldham CEOと廣瀬義和 商船三井カーボンリムーバルチームリーダー>
20250326mol - 商船三井/米国Captura社とDOC由来のCO2除去クレジットを購買契約

購買契約により商船三井はCaptura社から、2030年までに約3万トンのDOC由来CO2除去クレジットを購入する。

パートナーシップに関する覚書では、商船三井がCaptura社とアジア地域を中心にDOCの事業開発を検討することなどを定め、DOCの事業化を目指す。覚書の締結にあわせ、商船三井はMOL Switchを通じ、Captura社への出資も実施した。

世界的な脱炭素化の動きが加速するなか、CO2を大気や海水から直接回収するカーボンクレジットへの注目が高まっている。

排出削減だけでは達成が困難な「ネットゼロ」目標の実現に欠かせない手段として、今後さらなる拡大が見込まれている。

商船三井/MOL Switchが脱炭素技術開発の米国Heirloom社に出資

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