関通が7月11日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、売上高40億8000万円(前年同期比8.5%増)、営業損失3300万円(前期は7800万円の利益)、経常損失4400万円(前期は6200万円の利益)、親会社に帰属する当期損失1100万円(前期は3800万円の利益)となった。
2024年9月に同社が受けたサイバー攻撃による被害に関する費用は、2025年2月期に計上を完了しているが、顧客の被害に対する損害賠償への保険金による対応は継続している。これにより、当第1四半期では、特別利益として受け取り保険金2億9063万9000円を、特別損失として損害賠償金2億5158万6000円を計上している。
なお、顧客への損害賠償およびそれに対する保険金の受け取りは、第2四半期以降も発生する見込み。
セグメント別では、物流サービス事業に係る当第1四半期連結累計期間の売上高は37億8982万8000円(前年同四半期比6.9%増)、営業利益は505万9000円(前年同四半期比67.3%減)となった。
通期は、売上高159億6500万円(4.6%増)、営業利益2億5900万円、経常利益2億6000万円、親会社に帰属する当期純利益1億8700万円を見込んでいる。
ケイヒン 決算/3月期の売上高8.5%増、営業利益8.7%増