国土交通省は8月25日、日中韓3国間でのリアルタイムのコンテナ物流情報の共有を可能とするコンテナ物流情報提供サービスの運用を開始した。
日本、中国、韓国の主要港において、「コンテナ船の到着・出発時刻」、「コンテナの船積み・船卸し時刻」、「コンテナのゲートイン・ゲートアウト時刻」に関する情報をリアルタイムで取得することが可能となった。
国土交通省港湾局が開発・運用しているコンテナ物流情報サービスシステム「Colins」と中国の「LOG-INK」、韓国の「SP-IDC」を接続し、3国間でのコンテナ物流情報提供サービスについて北東アジア 物流情報サービスネットワーク(NEAL-NET)を構築し、実現した。
<NEAL-NET>
サービスの開始により、荷主やフォワーダー等はインターネットを通じて海上コンテナについて日本と中国と韓国の情報がタイムリーに把握できるため、貨物の所在位置確認等に係る業務の削減や過剰在庫の削減等が期待できる。
サービスの利用方法 は、ColinsホームページでNEAL-NET会員への登録完了後、利用を開始できる。
■Colins
https://www.colins.ne.jp/
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