阪急阪神ホールディングスが5月13日に発表した2016年3月期決算によると、国際輸送事業の売上高は366億5800万円(前年同期比7.0%減)、営業利益は17億8800万円(41.4%減)だった。
国際輸送事業は、海外法人では米国・欧州では航空輸送を中心に堅調に推移した。東アジア・アセアンでは中国経済の減速の影響に等により伸び悩んだ。
日本法人では、物流需要の落ち込みが続くなど厳しい事業環境で推移した。
今後の成長が見込めるヒガシアジア・アセアン地域での事業拡大を図るため、インド西部のプーネに営業所を、カンボジアのプノンペンに駐在員事務所を開設した。また、高品質なロジスティクスサービスを目指して、インドネシアで物流倉庫の営業を開始したほか、シンガポールにおいても、物流倉庫の建設を推進した。
飯野海運 決算/4~6月の売上高16.4%増、営業利益41.1%増