物流最前線/パスコ 島村秀樹社長 対談 ナビタイムジャパン 大西啓介社長

良いシステムは現場の満足度 最強のサービスを提供していく

―― LNEWS読者にメッセージを

島村 私どもは配車計画から輸配送管理までの一気通貫したトランスポートマネジメントシステム(TMS)を提供していきたいと思っています。それも高水準のレベルです。そのためには、ナビタイムさんとパートナーを組むことで、最高のサービス提供ができると確信しています。

大西 元々、私どもの場合はコンシューマーサービスから始まっており、ドライバーにいかに喜んでもらえるか、安全につながるかに焦点を絞ってきました。最初の時点からの開発コンセプトでしたので、ドライバーの満足度がナビタイムを育ててくれたものと思っています。ドライバーの要望はリアルタイムに掴むことができ、その要望に沿って開発を進めています。良いシステムは満足度を高めますが、悪いシステムでは決して長続きしません。その意味でパスコさんとパートナーを組むことができ、ベストなサービス提供ができるものと考えています。

島村 私どもにはお客様の課題解決のためのコンサルタント部署があります。例えば、物流拠点の分析による新設や統廃合、物流ネットワークの再構築、またマーケット分析なども手掛けています。コンサルタントを行なっている部署とシステム開発部署が連携して、トータル的なソリューションを提供できる体制が整っています。今後、物流の効率化と高度化を目指し、様々なサービスを開発していきますので、期待していただければと思います。

大西 今後、東京オリンピック2020に向けて道路の通行規制が厳しくなります。ナビタイムでは既に大型車の規制を考慮したナビを提供しているので、組織委員会や東京都から話があれば、大会時の通行規制を考慮したルートを提示することもできると思います。また、新しい道路の開通により交通の流れが変わることをデータにより解析することができます。圏央道の開通も良い例です。スムーズな移動を支援できるように安心・安全なナビゲーションの充実に今後も努めていくつもりです。

―― 最後に社長のオフの時間は

島村 私は中学と高校の部活でサッカーをしていました。卒業してからは、高校のサッカー部の活動を支援してきました。今は思うように時間が取れないのですが、落ち着いたら、再度サッカー部の合宿などにも参加したいと思っています。

大西 私の趣味は陶芸です。山荘に専用の窯を持っていまして、制作しています。高校時代に美術部で活動し、県の美術展でも入選していました。現在は、私個人と家族が利用する陶器を作っています。

<対談後の2人>
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<パスコ 島村秀樹社長>
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■プロフィール
パスコ 代表取締役社長 博士(工学) 島村 秀樹
1978年:千葉大学 工学部 写真工学科 卒業
1980年:千葉大学大学院 工学研究科修士課程 修了
1995年:千葉大学大学院 自然科学研究科博士課程 修了 博士(工学)
1981年:パシフイック航業(現 パスコ) 入社
1997年:システム事業部応用システム部 部長
2000年:フレッシュマップサービス事業本部 本部長
2003年:システム・コンサル事業部 事業部長
2006年:研究開発センター センター長
2010年:取締役 研究開発センター センター長
2014年:取締役 中央事業部 事業部長
2017年:常務取締役 中央事業部 事業部長
2018年:常務取締役 経営戦略本部 本部長
2018年:代表取締役社長(現)
企業サイト https://www.pasco.co.jp/

<ナビタイムジャパン 大西啓介社長>
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ナビタイムジャパン 代表取締役社長 工学博士 大西 啓介
1993年:上智大学大学院理工学研究科 電気電子工学博士後期課程修了
1993年:大西熱学入社
1996年:大西熱学において社内ベンチャーとして経路探索エンジンのライセンスビジネスを立ち上げる
2000年:ナビタイムジャパンを設立し、代表取締役社長に就任
2007年:東京大学客員教授に就任。
2009年:東京農工大学客員教授に就任。
2013年:上智大学客員教授に就任。現在に至る。
企業サイト http://corporate.navitime.co.jp

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