日立物流と日立キャピタルは12月27日、「金流×商流×物流×情流」の新たなイノベーション実現に向けた業務提携契約等を締結した。
機能としての金融・物流強化を中核としながらも、事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り、「金流×商流×物流×情流」の新たなイノベーションの実現に向けた施策を推進する。
日立物流と日立キャピタルグループの日立キャピタルオートリースが、協創パートナーとともに進めている「スマート安全運行管理システム(SSCV)」において、車両のリース・保険・整備・共同調達機能を付加したトータルソリューションパッケージの提供に向けた取り組みなど、両社間で様々な施策を推進する。
業務提携の一環として、日立キャピタルがグローバルに推進するビークルソリューション事業と、日立物流の自動車関連事業(車両の販売・リース・整備等)との連携を強化することで、さらなる事業拡大を図るため、日立物流の子会社、日立オートサービスの発行済株式の40%を日立キャピタルに来年2月、譲渡する。
■譲渡対象会社の概要
名称:日立オートサービス
所在地:東京都台東区松が谷1-3-5
代表者:代表取締役社長 時枝 利実
事業内容:自動車関連事業(車両の販売・リース・整備等)
資本金:1億円
設立年月日:1980年3月4日(事業開始日1980年4月1日)
株主:日立物流100%
2018年3月期の業績:売上高142億2800万円、税引前当期純利益3億7000万円、当期純利益2億6100万円
ロジスティード/SSCV-Safetyが国交省の過労運転防止機器に認定