全日本トラック協会は5月13日、「第105回トラック運送業の景況感(速報)1~3月期」を発表した。
<トラック運送業界の景況感の推移 2008年(平成20年)以降>
それによると、宅配以外貨物を除いて営業利益の水準は回復傾向となったものの、景気減速を反映して輸送数量が減少したことが影響し、輸送効率が低下した結果、景況感の判断指標は▲18.1となり、前回(▲4.8)から13.3ポイント悪化した。
今後は、景気減速による輸送数量の減少、コスト面では人件費上昇、燃料コスト負担増などが影響し、経常利益を押下げる見込みから、▲32.6(今回▲18.1)と14.5ポイント悪化する見通し。
国交省/5月の鉄道貨物数量0.3%増、貨物トンキロ5.8%増