NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)と日本システムウエア(NSW)は、製造・物流分野等におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けて、AIを用いた動作解析ソリューションを共同開発したと発表した。
両社はこのソリューションの共同展開を通して、製造・物流分野等における高スキル者の動作を解析し、その卓越したノウハウをデータ化する。この動作データを活用することにより、この分野での人材育成等に関する課題解決に向けこのソリューションの共同開発に取り組むこととなったもの。
このソリューションは、NTTPCが動作解析AIサービス「AnyMotion」で培ったノウハウと、NSWが保有するアプリケーション開発技術を結集して動作解析ソリューションを共同開発した。
物流分野では、運搬作業時の動作を解析し、適切な動作や改善ポイントの指導を行うことで、作業者の安全性や作業品質の向上を図る。
製造分野では、熟練作業員の作業を解析し、解析結果に基づき、若手作業員の指導や評価を効果的に行う。熟練作業員の卓越したノウハウをデータ化し、人材育成に活用する。
提供開始日は1月18日から。なお、このソリューションを体験できるデモ用のアプリケーションを用意している。
JALグループ/8月の国際貨物18.3%増、国内貨物14.0%増