川崎汽船は2月25日、再生エネルギーをはじめとするカーボンニュートラル事業に専門的に取り組む組織「カーボンニュートラル推進グループ」を4月1日付で設立すると発表した。
カーボンニュートラル推進グループは、川崎汽船の関係組織や関係会社と連携し、CO2ネットゼロ化に向けた事業展開を促進する。新組織は、現在のエネルギー事業企画調整グループの関連機能をもとに設立し、同グループが担当する海洋事業などは電力炭グループに統合して新たに「電力・海洋事業グループ」を設ける。
川崎汽船では、世界の脱炭素、カーボンニュートラル化の要請が急速に強まっており、再生エネルギーや、二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)、燃料転換、排出権取引など、カーボンニュートラル事業への需要が高まっていることに対応し、新しいグループを立ち上げることにした。
今回の新組織設立で、川崎汽船の環境関連推進組織は「カーボンニュートラル推進グループ」が、カーボンニュートラル事業の推進、「燃料グループ」は、燃料戦略の一元的に検討・立案を担当する。
また、「GHG削減戦略グループ」は、次世代環境船舶戦略の技術面での統括、「環境推進グループ」は、環境政策の一元的な管理、「サステナビリティ推進・IR・広報グループ」は、サステナビリティ経営の推進主体といった役割を担う形をとる。
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