NSユナイテッド海運が10月29日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高896億9800万円(前年同期比36.5%増)、営業利益113億100万円(533.2%増)、経常利益104億6400万円(前期は7億5100万円の利益)、親会社に帰属する当期純利益87億1900万円(197.9%増)となった。
売上高全体の8割強を占める外航海運事業は、長期契約に基づく安定収益部分に加え、昨年度の構造改革で収益力を強化したフリー船隊が市況の上昇を享受できたことで増収増益となった。内航海運事業も増収増益だった。
通期は、売上高1860億円(34.3%増)、営業利益230億円(241.4%増)、経常利益220億円(297.7%増)、親会社に帰属する当期純利益195億円(218.0%増)を見込んでいる。
NSユナイテッド 決算/4~6月の売上高12.5%増、営業利益0.3%増