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JILS/迅速な意思決定を可能にするS&OPセミナー

2021年12月16日/セミナー

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日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は、2022年1月27日と2月3日の2日間で「S&OPセミナー(オンライン)」を開催する。

近年、サプライチェーンを構成する企業の活動環境は、ますます不確実性を増している。このことは企業の経営層が想定する事業戦略の効果と、戦略の実行を担う現場の活動との間に齟齬を生むとともに、現場における「販売」と「生産」の対立をより深くしている。

S&OP(Sales and Operations Planning)は、これらの問題状況の克服を狙いとしており、企業が効果的に事業戦略を実行することを目的として、適切な供給計画を、タイムリーに起案・意思決定するための仕組み。

同セミナーでは、事業戦略を実行するために、「現場」と「経営」の断絶を克服し、さらに「販売」と「生産・調達」の対立を克服するアプローチとして、S&OPを学ぶ。

そして、世界標準のSCMの観点からS&OPの概念と仕組みを理解・習得し、現場の問題を経営上の「イシュー」として把握するための整理軸を身につけ、ミドルマネジメント層が経営層と共に、事業計画を効果的に推進できるようになることを目指す。

<セミナーの詳細・申込はこちら>

■開催概要
日時:<1日目>2022年1月27日(木)13:30~16:30
<2日目>2022年2月3日(木)13:30~16:30
※2日間で完結
形式:Zoomを利用したオンライン開催
参加料:JILS会員3万8500円/名(税込)、JILS会員外5万5000円/名(税込)
定員:50名
※期間限定で電子書籍(ケース教材)を無料ダウンロードできる特典付き

■プログラム
1.世界標準のSCMにおけるS&OPの役割
・なぜ「販売」と「生産」は分かり合えないのか
・SCMの世界観「需要- 供給」「複雑さ- 不確実さ」とS&OPの関係
・S&OPの目的- 効果- アクション

2.S&OPの仕組みと実行ステップ
・S&OPへの経営層の関与と5ステップモデル
・「販売」の意思決定:デマンドマネジメント
・「生産」の意思決定:リソースマネジメント

【演習1】既存の供給能力を用いた新規事業を検討する
・S&OPに基づくオペレーション- プランの例
– 販売計画 – 生産計画 – 購買計画
– 在庫計画 – 輸送計画 他

3.S&OPの効果を評価する
・「経営会議」における意思決定:エグゼクティブS&OP
・ROICでS&OPの活動を評価する
・マクロ外部環境の変化をS&OPで検討する

【演習2】経営資源配分の観点から事業戦略を再考する

■講師
APICS認定インストラクター(CPIMーF・CSCPーF・CLTDーF)
行本 顕 氏

■問い合わせ
日本ロジスティクスシステム協会
東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3F
業務管理部 セミナー担当宛
E-mail:shien@logistics.or.jp

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