国土交通省は3月31日、「ドローンを活用した荷物等配送に関するガイドラインVer4.0」を公表した。
これは、レベル4飛行(ドローンの有人地帯における補助者なし目視外飛行)の解禁を受けて、ドローン物流の社会実装をより一層推進していくため、「過疎地域等におけるドローン物流ビジネスモデル検討会」において、取りまとめられたもの。
国土交通省では、2021年6月に、ドローン物流サービスにこれから着手する主体を対象にした手引きとして、導入方法や配送手段などに関する具体的な手続き等を「ドローンを活用した荷物等配送に関するガイドライン」として整理。2022年3月には、これまでの国内でのドローン物流の取組をまとめた事例集を追加し、「同ガイドラインVer.3.0」として取りまとめている。
今回の同ガイドラインVer4.0は、2022年12月に改正航空法が施行され、レベル4飛行が可能となったことを受けて、「過疎地域等におけるドローン物流ビジネスモデル検討会」において、レベル4飛行も対象に改定されたもの。
なお、このガイドラインの内容は、今後の状況の変化を踏まえ、適時適切に見直しが実施される予定となっている。
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