佐川急便は4月1日、宅配便のインフラとその品質を維持・向上することを目的に、「飛脚宅配便便(飛脚クール便含む)」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅配便」の運賃を同日改定したと発表した。
同社の価格改定は、2017年以来5年ぶり。以来、燃料価格や人件費などのコスト上昇に対し、ITを活用した生産性の向上や輸送ネットワークへの投資、効率化等の対策を講じてきたが、エネルギーや施設・車両等の価格高騰および労働コスト上昇や、物流の2024年問題に対する労働環境改善、顧客サービス品質の維持・向上など、さらなる環境変化を受け、値上げを実施した。
価格改定は、「飛脚宅配便(飛脚クール便含む)」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅配便」で、荷物により7~10%。
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