ヒューテックノオリンは7月27日、今後新設する主要な冷凍冷蔵庫の全てに自然冷媒を採用すると発表した。
冷凍冷蔵機器の冷媒に使用されているフロンは環境への影響から規制が進んでおり、2020年に特定フロンが先進国で廃止されたほか、代替フロンも2036年までの削減スケジュールが設定されている。
こうした流れを受けて、ヒューテックノオリンでは2006年に初のノンフロン自然冷媒を導入し、脱フロンへの取り組みを開始。近年では、2021年に蓮田センター(埼玉県蓮田市)、2022年に中部支店第三期増設棟(愛知県小牧市)、2023年3月に東北支店第二センター増築棟(仙台市)に自然冷媒による冷凍冷蔵機器を導入しており、主要な冷凍冷蔵庫の42%(容積比率)で自然冷媒を採用している。
このたび、脱フロンへの方針を確かなものとするため、自然冷媒機器への転換方針を策定した。