センコーは9月4日、積水ハウス向けの住宅部材配送に平ボディ中型クラスのEVトラック「eCanter」を導入し、同日に茨城県古河市の茨城車輛センターで出発式を開催したと発表した。
＜導入した平ボディ中型クラスEVトラック＞
同車両は、住宅部材配送で利用頻度が高い平ボディ中型クラスのEVトラックを、センコーと三菱ふそうトラック・バスが共同で製作したもの。茨城車輛センターに2台納車され、9月5日から運行を開始する予定だ。平ボディ中型クラスのEVトラックを導入したのは、住宅業界では国内初。
住宅業界では、建築現場への部材配送時のCO2削減が社会課題となっており、施主からのCO2削減ニーズも高まっている。センコー茨城支店では、1日約400台のトラックを積水ハウスの住宅部材配送として運行しており、今後は2023年度内に同タイプのEVトラック2台の導入を予定するなど、EVトラックの増車を進めていくとしている。
＜出発式でのテープカット＞
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