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フェデックス/小学生に物流業務の模擬体験を提供

2024年03月28日/CSR

フェデックス エクスプレスは3月28日、ジュニア・アチーブメント日本の「スチューデント・シティ」プログラムを支援し、2023年5月~2024年3月にかけて計27回にわたり、東京都品川区の小学校37校の児童4000名以上に実践体験の機会を提供したと発表した。

「スチューデント・シティ」には、フェデックスのブースとして「模擬ワールド・サービス・センター」を設置し、児童は配送担当者、営業担当者、輸送オペレーション部門のマネジャー、会計担当者などの役割を疑似体験した。その中で、実際の物流企業の業務のように「スチューデント・シティ」内の顧客へサービスを提供し、業績を向上させ、コストをコントロールできる新しいアイデアの創出やブレインストーミングを行った。

「スチューデント・シティ」は体験型経済教育プログラムとして小学生を対象に通年運営され、品川区の公立小学校の児童が参加している。同プログラムは、品川区とジュニア・アチーブメント日本によって共同運営され、児童に対して経済、就業準備、企業家精神、財務リテラシーなどを教授するもので、参加児童は再現された街「スチューデント・シティ」の住人となり、モノやサービスを受ける「生活者側」と、供給する「企業側」を交互に体験する。

フェデックスは、2007年から「スチューデント・シティ」の活動を支援し、起業家精神を育み、キャリア形成のために学び続けることを奨励しており、仕事を体験できる教室外学習の機会を提供している。プログラムでフェデックスの従業員として働く体験を通して、児童は物流サービスが生み出す人やビジネスの可能性、それらがどのように人々の生活に役立っているか、革新と技術が業界の仕組みをどう変えているかなど、実践的な知識を学ぶことができる。

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