コクヨサプライロジスティクス(KSL)は12月17日、近畿大学 経営学部の「ロジスティクス論」ゼミナールで、学生の物流に関する学びをサポートする取り組みを実施したと発表した。
今回の取り組みは、物流の「未来」「課題解決」「社会貢献」といったキーワードをテーマに設定し、7月25日から12月2日にかけて実施。
学生はグループごとに選んだテーマに対して解決策の提案にむけた情報収集を行い、提案書の作成と発表を行った。また、KSLは自社の倉庫見学を通じて物流現場の現状を説明し、中間・最終発表の講評を実施した。
この取り組みを通じて、学生はロジスティクス・物流業界に対する興味や理解を深め、ビジネスにおける多角的な視点を持つことの重要性等を学んだことで「学生のうちに、ビジネスの視点だけでなく、社会に何をできるかを考えることも必要だと感じた」といった感想が見られた。
また、KSLは12月2日の最終プレゼンテーションにて学生が提案した改善アイデアから新たな気付きを得るとともに、学生の視点を通じて自社の業務改善につながるアイデアを模索する機会になったという。
KSLは今後も、持続可能な物流の実現に向け、自社だけでなく物流業界全体の改善を目指し、さまざまな関係者との協力を通じて活動を進めていくとしている。
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