小型自動倉庫を提供するROMSは1月7日、bud梱包出荷サポート(bud)の物流センターに自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」を導入すると発表した。
「ナノ・ストリーム」は、高い柔軟性と拡張性を重視し開発された、着脱可能なクレーンとケース搬送AGVを使った小型自動倉庫。
規模が小さいため100m2という小規模スペースから導入可能で、既存の倉庫運営を中断することなく設置・稼働を開始できる。
AGVの台数や走行レーン数、着脱可能なクレーン台数、入出庫ステーションを増やすことで、一時的に処理能力を挙げることができ、繁忙期への柔軟性が高いのも特徴だ。
budが求めるスタッフへの負担解消を目的とした「省人化」に、ROMSのアプローチが合致したことで、今回の導入に至ったという。
なお、「ナノ・ストリーム」の導入を含む省人化を目的としたbudの取り組みは、国土交通省の令和5年度補正予算等事業 物流施設におけるDX推進実証事業として採択されている。
■導入の詳細
用途:保管・GTP(Goods To Person)
場所:新潟県、朝日第2物流センター(既存センター)
規模:約170m2
時期:2025年2月予定
商材:EC関連商材