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福山通運 決算/4~12月の売上高4.8%増、営業利益22.6%減

2025年02月13日/決算

福山通運が2月13日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高2288億2900万円(前年同期比4.8%増)、営業利益84億6900万円(22.6%減)、経常利益109億700万円(12.9%減)、親会社に帰属する当期純利益96億4900万円(29.6%増)となった。

セグメント別にみると、運送事業は売上高1777億8400万円(3.9%増)、営業利益65億130万円(28.2%減)。

いばらき五霞支店の開設や千葉八千代支店の集約ハブ拠点化など、輸送品質の向上に努めたほか、需給バランスの悪い輸送ルートにダブル連結トラックを導入し、輸送力の強化とドライバー不足への対応を推進するなどしたが、人件費や燃料費などのコスト上昇をカバーするには至らず減益となった。

貸切事業では、専用ブロックトレインとダブル連結トラックを活用した貸切輸送サービスの営業強化により取扱件数が増加した結果、売上高は197億8100万円(9.2%増)、営業利益は17億600万円(9.4%増)だった。

流通加工事業では、倉庫機能を活用した複合一貫輸送サービスを積極展開し、人件費上昇などに対応した単価改定を行い売上高は168億100万円(7.0%増)、営業利益は25億1800万円(11.1%増)。

国際事業では、タイのフォワーディング事業の堅調な売り上げ、7月後半からの円高基調など輸入貨物量の増加もあり、売上高は89億400万円(10.3%増)。ただ
クロスボーダートラック輸送の需要減退による運賃単価下落など粗利が低下し、営業利益は2億6300万円(8.8%減)だった。

通期は、売上高3007億円(4.6%増)、営業利益67億円(35.9%減)、経常利益91億円(29.9%減)、親会社に帰属する当期純利益80億円(2.1%増)を見込んでいる。

東陽倉庫 決算/4~12月の売上高4.6%増、営業利益3.2%増

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