越境EC「楽一番(Rakufun)」を運営する楽一番は、フラッグシップとなる物流センターを2025年4月、千葉県松戸市に開設する。施設設備の拡大と最新の技術・装置も導入し、更なる越境EC事業の拡大を目指す。
楽一番は、近年の事業拡大により物流センター内での施設容量の逼迫が急激に進み、複数拠点による部署間のサービス連携の効率化・強化などが課題となっていた。
新規物流センターの開設により、施設容量の逼迫の解消、国際物流・国内物流の統合的な管理を強化する。また国際物流部門と国内物流部門において最新の技術を導入する事により、サービス連携の効率化・強化を図っていく。
現在、同社物流センターは、越境EC楽一番(Rakufun)事業のほかに、日本企業の日本国内の物流、越境販売の拠点・海外企業の日本国内流通の拠点としても活用されている。新たな物流センターの開設により、「全事業の総物流量の増加が見込まれ、その相乗効果によってスケールメリットや効率性を最大限に発揮できる」との考えだ。
■新規物流センター概要
名称:DPII松戸 楽一番 松戸物流センター
所在地:千葉県松戸市
延床面積:約6600m2(約2000坪)
トラックバース:7台
SGHD/宅配便を13.5億個に低温物流も拡大、中期計画2027を策定