ライフデザイン・カバヤは4月14日、岡山県笠岡市にカミシマ運輸の物流センターと本社屋を施工し、3月24日に引き渡したと発表した。
カミシマ運輸は事業拡大に伴い、2026年度に開通予定の笠岡バイパスの沿線にある笠岡港工業用地の1区画に物流センターと本社屋を新築した。
物流センターは、7mの庇を設け天候に左右されず業務にあたることができ、商品の保管や運送、複数のドライバーで分担する中継輸送における中国・四国・九州地方間での「中継拠点」の役割も担う。
笠岡港工業用地内の3か所に計7棟の倉庫を所持しており、今回の物流センターは4か所目かつ8棟目となり、面積は自社最大の4500m2超。
あわせて本社屋を新築し、これまで分散して行っていた事務業務を集約する。新社屋は外部に開口部を多く設け、内部の間仕切りはガラス張りとし、開放的で明るい空間とした。
海沿いに立地することから、海の景色を楽しめるようオフィスのデスクを窓際にも設置している。さらに各室でアクセントクロスを分け、高級感や明るさなど空間に個性を演出した。
カミシマ運輸では、新築した物流センターと本社屋を通じ、事業拡大に伴い業務の効率化・合理化を目指すとともに、働きやすい職場づくりにも繋げる考えだ。
ライフデザイン・カバヤは岡山県に本社を置く住宅会社。近年、住宅だけでなく、幅広い建築事業を手掛けている。
■施設概要
建築主:カミシマ運輸
工事場所:岡山県笠岡市港町1-27
工事名称:カミシマ運輸 倉庫・事務所 新築工事
延床面積:倉庫/4570.56m2・事務所/600.00m2
敷地面積:9826.79m2
構造・階数:倉庫/鉄骨造1F建て・事務所/鉄骨造2F建て
設計:ライフデザイン・カバヤ
施工:ライフデザイン・カバヤ
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