関通が10月14日に発表した2026年2月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高86億6100万円(前年同期比14.3%増)、営業利益7200万円(27.1%減)、経常利益5100万円(34.3%減)、親会社に帰属する当期純利益は6100万円(24.3%増)となった。
主力の物流サービス事業は、売上高80億6943万2000円(12.1%増)、セグメント利益は2200万3000円(前年同期は3680万3000円の損失)。
EC・通販物流支援サービスを中心に、引き続き品質と生産性の向上に取り組んだほか、顧客満足度の向上を推進。国内の賃金上昇の影響を受け、倉庫内で作業する人員コストに対応するため、顧客と密に価格交渉するなどして利益率改善に取り組んだ。
また、ITオートメーション事業では、倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」にてサイバー攻撃の影響で一部顧客の解約が発生したものの、新規で大規模案件が決定したことなどにより業績は徐々に回復。売上高5億2363万3000円(58.1%増)、セグメント利益は8048万6000円(50.2%減)となった。
通期は、売上高159億6500万円(4.6%増)、営業利益2億5900万円、経常利益2億6000万円、親会社に帰属する当期純利益1億8700万円を見込んでいる。
JR貨物 決算/3月期の売上高6.5%増、営業利益は27.06億円