ライオン/DXで需給変動を予測「先行対応型SCM」へ転換、物流効率改善へ

2026年02月05日/SCM・経営

ライオンはサプライチェーンマネジメント(SCM)の抜本改革として、販売計画から物流計画までをDXで一貫管理する新たなSCM基盤を構築し、2025年から本格稼働を開始している。2月5日にその成果を発表、DXを活用し需要・供給の変動を先取りして予測する「先行対応型SCM」への転換により、在庫回転日数の削減や品切れ抑制、物流効率改善につながっているとした。

<ライオンが取り組むSCM高度化戦略>
0205lion1 - ライオン/DXで需給変動を予測「先行対応型SCM」へ転換、物流効率改善へ

ライオンは昨年スタートした中期経営計画で掲げる「収益の強靭化」を支えるSCM基盤の確立を目指し、部門ごとのサイロ化・個別最適化に偏りがちだった従来型SCMからの抜本的な改革に取り組んでいる。

SCMにおけるサービスレベルの向上、コストの最適化、キャッシュフローの改善、リスクの低減の4つの視点で再設計を行い、全社横断で統合的にマネジメントするため、販売計画から物流計画までをDXを活用して一貫管理するSCM基盤と体制を新たに構築。これにより短期的な効率性の追求と中長期的なレジリエンスの強化を両立し、全社最適化に基づく競争力の一層の向上を図る。

取り組みの成果として、2025年度は「Vision2030 1st STAGE」(2022~2024年)の平均と比較し、平均在庫回転日数を11%削減。品切れ件数は50%減少し、物流効率も9%向上した。

近年、複雑化するサプライチェーン環境において、同社は安定的な製品供給という社会的使命を果たすとともに、持続的な事業成長に向けて収益性とキャッシュ創出力の強化を目指す方針だ。

ライオン、日本通運ほか/自動運転トラックと鉄道組み合わせ実証輸送

LNEWSは物流に関するB2B専門のニュースを
平日毎朝メール配信しています

メルマガ無料登録はこちら

LNEWSは物流に関するB2B専門のニュースを
平日毎朝メール配信しています

メルマガ無料登録はこちら

関連記事

DXに関する最新ニュース

一覧を見る

ライオンに関する最新ニュース

一覧を見る

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース