日本GLPは9月18日、2019年のGRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)リアルエステイト評価において、同社が運用するファンド「ジャパン・インカム・パートナーズI」および「ジャパン・デベロップメント・ベンチャーI」が共に「Green Star」を取得したと発表した。
<受賞した 「Green Star」 >

総合スコアでの相対評価による「GRESB レーティング(5段階評価)」においては、「ジャパン・インカム・パートナーズI」が「4スター」を、「ジャパン・デベロップメント・ベンチャーI」が「3スター」を取得した。
GRESBは、不動産セクターでのESG(Environment、Social、Governance)に係る取組みを測る機関として2009年に創設。ベンチマーク指標は、1.マネジメント、2.ポリシーと開示、3.リスクと機会、4.モニタリングと環境管理システム、5.パフォーマンス指標、6.グリーンビルディング認証、7.ステークホルダーとの関係構築などの7項目から構成されている。
各スコアにおいて好評価を得た参加者にのみ与えられる「Green Star」は、絶対評価による4分類の中で最も高い評価。2019年は、世界各国の1005の上場・非上場の不動産会社・ファンドがこの調査に参加しており、GLPは不動産会社・運用機関メンバーとしてGRESBの活動をサポートしている。
日本GLPの帖佐 義之社長は、「日本GLPは、2013年からGRESB調査に参加しており、独自のESG方針に基づき施設運営に取り組んできた。中でも、日々のオペレーションにおける各施設のエネルギー消費量の把握および温室効果ガス排出量の削減に向けた継続的かつ複層的な取組みが特に評価されたものと考えている。引き続き、ESGの分野においても業界を牽引するベストプラクティスを追及しながら、運用施設のサステイナビリティの一層の推進に努めていきたいと思う」と述べた。
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