いすず自動車は5月20日、ポスト新長期排出ガス規制(2010年排出ガス規制)に適合させた小型トラック「エルフ」と中型トラック「フォワード」を5月20日から全国一斉に発売したと発表した。
<新型ELF(エルフ)>
新発売されたエルフとフォワードは、いすゞ開発コンセプトである「See Technology(シー・テクノロジー)」に基づき、燃費・積載性能、環境性能を高い次元で両立させ、商用車に求められるニーズの実現を図っている。
排出ガス後処理装置に新たな触媒を追加せず、「尿素水フリー」でポスト新長期排出ガス規制に適合させた。
また、エンジンのポテンシャルアップを通じ、徹底した燃費改善に取り組んだことで、「エルフ」「フォワード」ともに、2015年度燃費基準達成車の比率を97%まで高めている。2015年度燃費基準達成車はエコカー減税の対象となり、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税が減税される。
さらに、ポスト新長期排出ガス規制の規制値から更にPMを30%低減したことにより、2015年度燃費基準達成車については、9都県市指定低公害車(2009年基準「優」低公害車)に指定されている。
目標販売台数はエルフが3万台/年、フォワードが1万台/年。東京地区希望小売価格はSKG-NLR85Nで452万4000円(消費税抜き)、SKG-FRR90S2が721万2000円(消費税抜き)。
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